メモオフ5瑞穂編感想

『死別というのはただの別れではないの。それは終りではなく、停止なのよ』

バレのため伏せ

おそらく一番評価が悪いシナリオなんだけど個人的には5の中でも良質なシナリオだと思う。
まぁお色気が強すぎるとはおもいますがっ。


主人公はあすかの誘いでバーガーワックでバイトすることになります。
(ちなみにこのバーガーワック、マックそのままです。背景見た瞬間爆笑しました)(w
あるとき、お酒を飲まないかと誘いを受けることになります。
つきあう主人公。

そのとき言われます。
いきなり一人暮らしはきついのではないかと。だからしばらく、CUM研を休んだらどうだと。
主人公、それを受けます。
で、飲んでいる最中に主人公だんだんよってきます。
(そりゃ、ウォッカやジンをベースにしたものを飲まされれば、酔うよ)(汗

そして気がついた時には。
隣で裸で寝ている瑞穂さんがいました
しかも目じりには涙が浮かんでいました。
どうやら瑞穂さんの部屋みたいです。
おもいっきりあせる主人公。
とりあえず逃げることに。

で、外に出ると、自分の部屋の隣だということにきづきます(苦笑

2日後、バイトにいきます。
きまづい思いをしながらいったのですが、相手は全く気にしていないみたいでした。
主人公と瑞穂は部屋もとなりどうしなのでDVDで映画をいっしょにみるようになりました。
瑞穂と主人公の間がだんだんよくなってきました。
(さらに2回寝たしね)(最低でも


それを面白く思わないのがあすか。
『これ以上、先輩を誘惑しないでください』
とつめよります。
とぼける瑞穂。
で、あるとき主人公が部屋にいるときに、瑞穂がいて、
『この人はもう、結婚しているんです、先輩は騙されているだけなんです』
といいます。
瑞穂はいいます。
「結婚はしているけど、映画監督だった夫は死んだ」と。


主人公に瑞穂はポツリポツリと話し始めます。
最後の撮影のとき、瑞穂は夫とともに、撮影にいっていました。
そして砂漠の真ん中で事故にあいました。
瑞穂と夫は車の中で閉じ込められました。
そして瑞穂はいいます。
「こんなことになるんだったら、くるんじゃなかった」と。
それで喧嘩になります。
二人はその中でのこりすくない水でやりくりしていました。
そして、夫から水を渡されます。
「これが君の分の最後の水だ」といわれて。
しかし、それは本当に最後の水でした。
それに気づかない瑞穂。気にせず水をのみ、気がついたときには夫は死んでいました。


…という過去がありました。
それから瑞穂は「停止」していました。
主人公と、夫を重ねていました。でも今は個人個人としてみているといいます。

でも、それは偽りでした。
あるとき目をさましたら目の前にいる主人公を夫と勘違いしたのです。
怒り出す主人公。そのまま部屋を出て行きます。でもすぐに後悔します。
そして、自分の気持ちを伝えるために、バイト先にいきます。
しかしバイト先にみずほはいませんでした。
しかし、瑞穂はその場にいませんでした。
だから伝言を頼みます。
12時にあのバーにきてください、と。

ルート分岐
Aエンド

瑞穂のかわりに手紙をもって信がきます。
その手紙の内容は「自分はあなたのことが好きだけど、夫に重ねて主人公を傷つけることも苦しい、だから別れる」という内容でした。
自分はまだ瑞穂さんにふさわしくないのだ、そう思い、とりあえずCUM研に戻り、映画をつくろうと思います。


Bエンド
時間になっても瑞穂は来ません。
そして聞こえてきた、サイレンの音。
まさか、とおもい、いくと交通事故で、瑞穂が即死したことをしります。

呆然とする主人公。
そして、信から手紙を受け取ります。
主人公と信があの事故の日に別れてから、受け取っていたものでした。
そこには
「愛しています」
と書かれていました。
主人公は何度も何度も読みました。



個人的に評価が高いのは一番上のメッセージ、
『死別というのはただの別れではないの。それは終りではなく、停止なのよ』
がかなり面白い形でもちいられていたからですね。
主人公は、雄介が死んでから、映画作りをせず、「停止」していました。そして今回の件。
ただの別れのときは、主人公は「停止」しませんでした。
そして死別したときは雄介を失ったとき同様、また「停止」してしまいます。瑞穂と同じように。
雄介の件で停止しているはずなのに、それでもさらに「停止」してしまいます。
上のメッセージを痛烈な形でもちいてくれたので結構好きなんですよね。
瑞穂も停止していました、それでもさらに停止してしまいます。この辺の描写がなかなかいい感じでした。

なんかうまくまとめられないけど、次は美海編いきます…。