Airコンフライング感想

全作品読了平均5.33
いろいろと難しい作品が多かった印象があります。
今日はNo1〜No5まで。


No.001 1000と、2年目の夏
なんとも不思議な雰囲気がした作品でした。
この空気はなかなかいいですね。
夢に聖が迷い込んでいる(やや御幣があるか)、その様子がほんとによく描けていたかと思います。


No.002 無菌室で煙草
(すみません、辛口です)
話のアイディアとしてはいいですが、全体的にみると、なんだかなぁ、って感じでした。
最後の結論にいたるための物語として違和感があるというか。
「こんな世界いやだよ」とはいわないでしょう、別にこの2人はほかの世界を知覚できるわけではないですから。「あんなこといわなければよかった」だと思います。
Airっぽいのはわかるんですけどね…>ほかの世界。
細かい部分ですが、この一言がとにかく気になりました。
それが残念でした。



No.003 1000番目の夏が来る前に
>「往人、今度こそ あなたが救ってほしい」
あーーー、こっからこの話がきたわけか。
アイディアは非常に面白かったです。
ただ途中抱くのは…、こういう展開は嫌いではないんですが、もうすこしそのシーンをよく書いてほしかったです。





No.004 母のあゆみ
話の筋としては、好きですが、始めの晴子さんの心情描写にやや違和感を覚えました。授業参観に呼ばれなくてもしゃーないって反応をするかと思います。
それが残念でした。



No.005 刻の果ての白
あーあの二人の話ですか。海の話でするのはいいですね。
ただ、もうちょっと絡め方を上手くしてほしかったかなあ、と思います。
それがちょっと残念でした。