第２８回リトバス草SS大会フライング感想

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行きたいと思います。
とりあえず今回は私は参加したような気がする今日このごろ（何

・地雷原の歩き方
葉留佳の妄想としても、美魚はるコンビがいいですね。
この二人の遠慮のなさがいい感じでした。
文体もおもしろくよかったです。

・いつかの夜
何このグダグダな軍団。
グダグダさをかきたかったのなら、もうちょっと何かこれといったのが欲しかったかなぁ、と思います。

・ラブレターに花を添えて
うーん、なんだろ。話の締めとかすごく好きなんですが、途中が惜しい感じがします。
全体的にみると、喫茶店のシーンがなんかういているというか。
はじめのラブレターが結構好きなのでよりそう感じるというか。

・実像と虚像
うーん、なんだろ、わかりそうでわからない。
目が悪くなったのはなぜだろう？理樹が何らかの原因をおっているらしいのですが、はて。
作者の解説が欲しいところです。

・あをのレンズ
とりあえず感想を書く前に。
リトバスってこういう話って許容されているのかな、という疑問がありますね。だってヒロインの話は、虚構世界の話のわけで、現実には起こっていないのですから。現実世界でもう一回こんなことが起こったんだ、ってことにしようとすると、虚構世界内の話が茶番になる。
それだといろいろな意味でまずい、くちゃくちゃまずい。
この辺がＳＳを書く上において謎なんですが、どうなっているのかな、と思ってたり。
しかしほんとこれ、リトバス特有の問題としかいいようがありません。
一回虚構世界のことについて思い出した、って設定で書いたことはありますけど。
したいならそうすればいいじゃん、ってつっこみはさておき、さて、感想いきます。

たとえは面白いのですが、うん、なんだろう、微妙だ。
もうちょっとなんか頑張ってほしいなぁ、と思ったり。

・ゆげゆげ
ドタバタコメディとして楽しかったです。
睦美がかわいかったね。「あーーーん」はいいものだ、うん。
＞「…そっか。恭介ってヘタレだったんだ」
＞「お前にだきゃ言われたくねぇっ！」
ここが吹きました。
最後の言葉はウルーさんのフラ感でもいわれていますが、わたしもうん？ってなったなぁ。
そういうオチではないと思うんだけど、はて。

・尻を隠さず頭を隠す
前半部分をよんで、こういうのなんかすごい久し振りな気がしました。
こういう、初めの仰々しい言い回しをするＳＳってたまに見るといいものです。

後半部分も甘アマとしていて好き。
＞今の方が好き。
＞今の方が好き。
＞今の佐々美が好き。
＞今の佐々美を誰より一番愛してる。
この部分とかすごいよかった。

・彼にお弁当を作るまで
笑ってしまう部分はあったけど全体的にみるとちょっと微妙かな、と思います。
キャラはなかなか可愛く書けているんじゃないかな、とは思うのですが。

・ずっといっしょ
途中でいろいろ「ん？」となったんですけど、ああ、なるほど、そういう話か。最後のほうでやっと気付きました。
ネタがすごい好きです。
もうちょっと練ってくれるとおもしろくなったかな、という気持ちが先に来るのが惜しいなぁ、と思います。
佐々美のところ、もうちょっとうまくすると、もっと面白くなりそうな気がするんですよね、うん。

・相反感情、溶かす赤
小毬のところにお見舞いに来るさささ。非常にいいシチュエーションだと思いました。
虚構世界から、さささシナリオ行くまでの間の話ですね。
さささシナリオのことを考えると、ちょっと気持ちが矛盾していそうな気がしますが（感傷的すぎる、など）面白かったです。