Shi-no 君の笑顔 感想
- 作者: 上月雨音,東条さかな
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/03/19
- メディア: 文庫
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読了しました。
ほんとにこの台詞がでたときにはやられたなぁ、と思います。
まさかまさかの犯人でした。
Shi-noシリーズの中でひょっとしたら一番びっくりしたかも。
なんだかんだありましたが、ハッピーエンドでよかったです。
タイトルにもなっていますが、最後の志乃ちゃんの笑顔がほんとによかったですね…。
点数は9点。
本当に今まで上月雨音さんお疲れ様でした。
以下ネタばれあり。
ほんとに高柳さんが犯人という展開はびっくりしました。
4巻であんなドジっ娘ぷりをだしておきながら、まさか犯人だったとは。
ってか犯罪者モードの彼女は、きっとすごくしっかりした女性だと思っているのですが、いったいその辺はどうなっていたんだろう(汗
そして弥栄さんについて。
「(人間の犯罪性に)どこまで許せる?」と彼女はいいました。
これ非常に難しい問題だなぁ、と思いました。でも許さないと生きていけないですよね…。
不満点を少々。
ハッピーエンドを迎えたのはよかったですが、個人的にはもう少し間の話が欲しかったかなぁ、と思います。
小学生から中学生にあがるまでそれはもういろいろあったと思うんですよね。結果にいたるまで少し間がすっとばされた感があります。その間の話を一つくらいは書いてほしかったかなぁ、と。
まぁこの辺はいろいろ難しいんでしょうけど。
最後は友達もつくるようになったみたいでよかったです>志乃ちゃん
*1:ネタバレにつき、一部伏字