俺の妹がこんなに可愛いわけがない3巻感想

「本物が偽物に負けるわけがない。俺はそう信じてますよ」*1


読了しました。
3巻はほんとにキャラクタが魅力的でした。キャラクタの魅力がさらに出てきた巻だと思います。
メインである、主人公と妹との関係はもとより、ほかにもいろいろキャラクタがよかったです。
そして今巻よんで気になったのは、一体主人公はどこまで本当のことを「知っている」のか、ってことです。
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50820173.html
このインタビューを見たからそう思う可能性が大なのですが…、深読みしていったらほんとに恐ろしいことになりそうな気がします。
まぁそれはネタバレのところで語るとして。
今回の主題のひとつであるケータイ小説の話。
ほんとにいろいろうまく使ってくれたなぁ、と思います。同じ題材でここまでいろいろ書きますか。
正直私はケータイ小説にあまりいい印象をもっていないのですが…、4章のところの話にはSSを書いていると、いろいろ思うことがありました。
だからこそ、上の言葉が印象に残ったのかもしれないですが。
プロになる気はさらさらないですけどね。
あ、それと1章は先月G’sに乗った話でした。


点数は9点。以下ネタばれ。

>1章
G’sに乗った話でした。
・メルルってこんな作品なのかw
・P39L11のところはだよな〜とは思います。でも基本的に、黒猫と同じような印象をもつのであまり好きにはなれないです>ケータイ小説
・P56L11のところは同感だなぁ。
・最後、黒ネコにもフラグたてたのか、主人公(苦笑


>2章
・麻奈美のターン
・やっぱりこのキャラの話のときに漂う、のんびりとした雰囲気が大好きです
・じいさん、そのネタはシャレになっていない
・同じ部屋に寝せるためにそこまでしますかw
・P114ラスト2行はないほうがいいかなあ、って一読したときに思ったけど、あるからこそ、この作品なのかな、って思ったり。



>3章
・のっけ2行で吹いたw
・P143を見る限りやっぱり麻奈美はかなり主人公を意識しているなぁ。
・やっぱりこのケータイ小説は「純愛」じゃないと私は思います。
・女性から見れば違うのかなぁ、とは思いますが。
・小説の「取材」はしたことないなぁ、ホームページでヒトデ料理についてしらべたことはあったけど。
・小説の設定が、桐乃と主人公を連想させるようになっていますね…。まぁいろいろと脚色されているけど。
・ホテルにいったのは、2章で麻奈美の家にとまったことが影響しているのかな、って思ったり。(苦笑
・電話を何度もかけたりとか麻奈美ほんとに3巻はいろいろ攻めているなぁ、と思う。やっぱりそう単純なキャラじゃなさそうな気がする。2巻で髪をすこしだけ切ったのを気にしていたり。
・P180、桐乃、主人公が麻奈美と電話していたの感づいていたような気がする。だから機嫌がわるかったんじゃないかな、って思う。
・でも「「デリヘル」呼んで」はひどすぎるw
・あやせの中ではもう決着ついていると思う、あやせ自身は主人公と仲良くやっていきたいのに、主人公はそれに気づいていない感じ。
・麻奈美はクリスマス・イヴのことを話すことであやせを牽制した?あかん、だんだんと麻奈美が黒キャラに見えてきたw
・にしてもラブホテルは出オチみたいな感があったのが残念。まぁ詳しく書きようもないんですが。



>4章
・桐乃がかいたケータイ小説が『妹空』とか自重しろww
・沙織もやっぱり謎なキャラだなぁ。いったい実際はどんなキャラなのか。
・持ち込み小説って実際にもいろいろな人がよんでいるのかな。
・この辺フィクション入っているのか知らないけど、実際に3時間とか書かれた作品につきあってくれるのはかなり凄いことだと思う。当たり前なのかもしれないですが……この辺よくしらないのです、ごめんなさい(汗
・P260の言葉はほんとにそのとおりだろうなぁ、と思いますし、重いです。好き勝手に書いているSSを2週間に1回すら出せていけていないからなあ(汗
・P282とかみると…うーん、桐乃は今回、主人公が頑張っている件、すべてお見通しだった気がするんだよなぁ。食事のときとか鍵をあけていたり…。そもそも完璧な妹が資料を持ち出したことをきづかないものだろうか。
・そこから逆算して、あの絵の手帳は家帰った後自分で書いたんじゃないだろうか。ほんとはもっと別のことを書いていたのかも。
・実際にこういう盗作騒動になったらそれはそれはもう、えらいことになったんだろうなぁ、と思う、この辺はネタにしてもいまいちだから簡略化したんでしょうけど。
・P292からの黒猫とフェイトの会話が面白すぎるw
・P313の太字が面白すぎるw
・「人生相談、次で最後だから」、この妹のセリフにかなりビビりました。ここから先どうなる?

*1:いつもここには、気に入ったセリフとか、シーンとか、作品らしさを表しているなぁ、と個人的に思ったシーンを書いているのです。しかし今回のセリフはこれなのか、と自分でも突っ込みたいのですが、これだからしょうがない(汗