術…『術中にはまった』

参りました(土下座
前回、なんであそこで区切ったのか、と文句を言いましたが、こういうシナリオ展開にするとは。
実に見事でした。
原作では、千里山の回想および、てるてるの手牌描写抜きで「ここでくるんか、阿知賀、松実玄」で区切られていたのですよ、ここで区切ったほうがよかったやろ、と思っていたのですが、実に見事でした。


・咲 阿知賀編12話感想
いきなり千里山の回想から。
船Qは違うけど、セーラと竜華は、中学時代からの知り合いか。入部したてのころの回想。
愛宕雅枝という監督との出会い。苗字からして、原作の愛宕姉妹の母親みたいですね。本物や、とトキがいっていたところをみると有名人みたいですね。
#なんで娘2人が千里山にいないんだろう、と一瞬おもったけど、麻雀部の監督が親だったら、実力で1軍になってもいろいろいわれるから、避けたほうがいいわなぁ。
#あとやっぱり久川さんの関西弁いいなぁ。
トキ以外は1軍で、だから打つ機会が少なくなろうと予感して寂しく思うトキ。しかしそんなことはなくちゃんといつも一緒に打ってくれたことをうれしく思うトキ。
やっぱりこいつらいいなぁ・・・。

Aパート。
ついに禁断の3巡先へ。見終わったときの顔がすでに悪魔の領域に。
#アニメオリジナルってか目逝っちゃってるなぁ・・・。
予想通りてるてるがリーチ

46667778p中中中北北 ツモ5p  ドラ3p

8pを切ると、3p、6p、北、高目3暗刻リーチ混一中。
4p切りだと5p、8p待ちでリーチ混一中イーペー。
場には、北が2枚、6pが1枚あり、玄はドラを切らないので、8p切りはあがれないので4p切りリーチ。
たとえ玄がいなくても北が2枚、6pが1枚あるってことは4p切りが正着かと。
このリーチをうけて、白をポンするすばら先輩。
そしてもう一度3順先へ。このときの演出がすごくいい。
そしてみたのは玄が活躍するシーン。
それをうけて、トキは5s切り。同時に玄。
2233345(赤)5(赤)p234s5(赤)67m ツモ4p ドラ3p
ドラをきりたくない玄はここで2s切り。
赤5sを切るのをさっして。そして次にトキは5mきり。2回続いて危ない牌をきり、それが両方とも5だったことで、ドラを切ることを要求していることに気づく。そして5(赤)sツモ。

玄の回想。
昔自分から離れていった人たちのことを思い出す。
ドラを切るというのはいつもドラがきてくれる玄にとっては別れを意味していて、そしてそれは母親の教えを破ることで。
玄は前へ向かう人の前では待つことしかできなくて。自分から別れを切り出すことはできなかった。
だけど、前に向かうためにドラを切り、リーチ。
このシーンは、1話の玄がずっと待っていたシーン、あちが編の1つのテーマである別れをうまくつかった点、はじめてトキとすばら先輩が通じ合っているように、トキもまた通じ合え、成長を遂げた点を非常にうまく表現してくれたと思います。
まさかドラがでてくれるとはおもわなかったので驚愕するてるてる。
そしてはじめてドラがでてきましたね、すばらです、というすばら先輩。やっぱりすばら先輩はちゃんとトキの意図に気づいていたか・・・。さすがです。
てるてる8m切り。それをなくトキ。これであがり牌の7mがてるてるにいき、ロン。
メンタンピンイーペードラ6の2本場で16600の上がり。
準決勝先鋒戦終了。