封印再度読了
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/03/15
- メディア: 文庫
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「私との約束に遅れたことは何度あるんですかっ」
「四度目かな」
「(前略)犀川先生は、これまでの人生で、約束の時間に遅れたことは何回あるんですか」
「四回だ」
…激しくマテ(w
とおもっていたら…(汗
いや、まぁほんとに犀川助教授かわいそうになりました。
第7章の犀川さんには涙が出てきます…。
#つーかこれ以上ないよね…?
とにかくこのシリーズはS&Mコンビのやりとりが楽しいです。
まぁそれはともかく、事件の謎についての感想を。
毎回毎回思うことですが、ほんとにやられたな、と。
色々な要素を上手く組み合わせて不可思議なものにしてくれたなぁ、と感じました。
また真相を明かすシーンはやはりこのシリーズは独特だと思いますし、トリックも非常に面白かったです。
たしかに鍵を使って箱を開けていますしね…。
ちなみにこの小説の肝である、鍵とツボのしかけは実際に試された方がいるとか。
成功したそうです。