SHINO ―シノ― アリスの子守唄感想
SHINO ―シノ― アリスの子守唄 (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 上月雨音,東条さかな
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/05/10
- メディア: 文庫
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支倉志乃。僕の大切な女の子。
願わくば君の見る夢が、この世でもっとも美しい夢となりますように
読了しました。
キャラのやり取りがほんとに楽しい作品でした。
ほんとに色々なキャラが今回出てきてくれましたね。志乃ちゃんのクラスメイトとか、クロス君とか志乃ちゃんの両親とか。
志乃ちゃんの両親はひょっとしたらしんでいるんじゃ、と前回疑ったものですが(マテ)、今回みることが出来てほっとしています。
志乃ちゃんの両親も、それなりに志乃ちゃんのことを愛してくれているのがわかってよかったですしね。
ストーリーに関してもなかなかうまくまとまっていて面白かったです。
とくに最後の二転三転する真相は読んでいて非常に面白かったです。あ〜なるほどなぁと感心しながら思いながら読んでいました。
鼎ちゃんについてもいい解決方法だったとおもいますし、全体的にはよかったです。
ただ、微笑の配置がちょっと微妙だったかなぁ、と。
前回のときは一旦あそこで事件自体に区切りがわりとついていて不自然感はなかったのですが、今回は結構謎が残っているまま話が挿入されていたので不自然だったかな、と。内容自体は好きなんですが、どうもひっかかりました。
点数としては8点。
…ちなみにこの作品の正解率が80%もあったら僕泣きます(w