第14回リトバス草SS大会フライング感想

出かけるの中止になったのでいつもどおり参加させてもらいます。ほんとは白川郷行く予定だったのですが、いつの間にか中止になっていました。
フライング感想、いきます。
…と、言っていつもどおりはじめたいのですが、その前にひとつ宣伝。大谷さんがフライング感想されています。
ほんとに本格的な感想で、そして、大谷さんの感想はやはり大谷さんの感想だなぁ、と思いました(何
何言っているんだ、と思われるかもしれませんが、これ以外何を語れと?w
いやだって、某SSの感想に
>題名を見た瞬間、またこのネタかーと読む気が失せました。でも読まないと評価できないので読みました。
こう書く人はあの人以外にしりませんよ(苦笑
いや、しかし、あの人の感想はほんとに感心仕切りでした。自分のSSのレベルを上げたい、と思う人は必読かと。ほとんどのSSに厳しい意見がついていますが、その辺は覚悟しておいてください。でもほんとにためになると思います。
http://6023.teacup.com/ohtani/bbs
感想読んでいて、私も出したかったなぁ、と思ったり。



では続き
9:08魂の牢獄までフライング感想完了。

・夏色少女買物小咄
みおちん、佳奈多、クドそれぞれのやりとりがとてもかわいらしいです。
中でも美魚がいいですね。暴走しそうな美魚、最後のギャグですべる美魚とかいい感じでした。
かわいらしかったです。


・私と彼女とカキ氷とキムチともずく
姉御が楽しいです。
おっぱい10揉み追加とかよんでいて、ああ、姉御だ、と思ったりw
最後の一言が意味深で好きですが、複線らしきものがあったでしょうか。
なくてもこのSSがSSとして成立しそうですが、その辺がきになりました。



後個人的に気になった文
>つるつるいっぱい
…福井弁?作者さん、福井の人?
あれ?この方言に対して、以前誰かと議論したんだったけど、誰だったけな?


・なつめりんのえにっき
りんならこれくらいの幼稚さはありかなぁ、と思う反面、ちょっと幼すぎるかなぁ、と思います。
まぁギャグなのでこれでいいと思わないではないですが。
それにしても恭介、理樹の二人とも駄目人間ですねw
ところで理樹くんは持久力がないわりに、一晩中とか何回もできるたちの人なのでしょうかw
それはそれですごいと思います。


・8月8日のデーゲーム
なるほど、そういうオチか。
野球をやりに戻ってくる、リトルバスターズメンバーという設定がいいですね。
試合の描写も非常にうまくかけていてよかったです。



・百ある一つの物語
リトルバスターズの事故の使い方が面白いですね。
それをひとつの怪談話に仕上げるのは、面白いと思いました。
描写がしっかりとできており、恐怖がつたわってきてよかったです。


・暑い日のこと
理樹になんか違和感。具体的にどこ、と言葉にできないのが私orz
なんか全体的に無駄に黒い?うん、これが一番しっくり来るか。
あまり必然性を感じさせない黒さだったのでその辺がひっかかりました。
ギャグとしてしあがってないですし。


・我輩は夏である
>「わかってないっ、鈴はわかってないよっ! 部屋でそうやって見えるんじゃいつもと何も変わらない! お日様の下で見たいんだ!」
ステキに馬鹿だと思いましたw
理樹は相変わらず鬼畜ですね。
…とおもっていたら最後の鈴もすごいなぁw
ステキにバカップルだとおもいました。


・未完の恋心
小説に音楽そのものを取り込む形式は正直珍しいと思います。
いい雰囲気をだすのに一役買っていたのではないでしょうか。
ただ、私は絶対的までに音楽の感性がないので、よさを十分には理解できなかったのですが
(手拍子ができない人なのです、にぱー(マテ)
最後の
>・・・‘シ ソ♭ シ ミ♭ シ ミ♭’―――
この辺から始まる文、音階が理解できれば面白そうなんですけどね。



・夏とのお別れの日にすごした暖かな日
文章作法としてとりあえず文頭は一文字開けてください。
それはさておき。ネタが超好きです。
正直はじめ、状況がよくわからなかったのですが、なるほど、美鳥を忘れてしまったり、でも、また思い出したり、とそういう話ですか。
(私は美魚は、美鳥を思い出してからはずっと覚えている、思っているので新鮮に映りました)
アイディアが非常にいいと思いました。


>フと気づけば井ノ原さんがいませんでした。
誤字ではないとおもうのでつっこみますが、このふは平仮名のほうがいいかな、と思います。



・夢の彼方
リトバスEX発売に絡んだメタ的な話でしょうか。
それを世界の崩壊に絡めて書くというのは面白い試みだとおもいました。

>そういうふうになっている。
>なっている?
ここの文が妙にお気に入り。



・夏空の向こう
美魚自身が小説をかいて、自分の中の想いを確認するというのは面白い構造だと思いました。
そして最後、理樹に電話するのがいい感じです。
美鳥もからめていい感じになっていると思いました。


・別れの季節
虚構世界が消え行くとき、恭介と美魚の間ではどんなことがあったのか。
実際各キャラごとになんらかのやりとりはあったとおもわれますので、その中のひとつを丁寧にかけていると思いました。
なぜ美魚か、とおもったのですが、なるほど、美魚シナリオの理樹くんが諦めが悪かったからですか。
うまくやった、と思います。


MVP対象作品はここまで。
さて、何に投票しましょうか。


・魂の牢獄
鈴いないですよね?最後のシーン(確認
最初なんでやけに中途半端におわったのかなぁ、と思ったのですが、読み返すと、なるほど、鈴もすでに何らかの事情(おそらく事故)でいなくなったのですか。
描写がきちっとしていて面白かったです。