乃木坂春香の秘密9巻感想
- 作者: 五十嵐雄策,しゃあ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: 文庫
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テレビアニメ化されたのを期にこの作品をしりました。で、読んでみたのですが。
主人公とヒロイン、乃木坂春香のラブコメです。
主人公はごくごく平凡な高校生、ヒロインは学園のトップアイドルで完璧超人。まったく接点のなかった二人が、主人公が春香がオタクだということをしってしまい、それが縁で二人が日々を一緒にすごすようになっていく――。
と言う設定で、ラブコメが展開されます。
とにかくこの作品はお約束しばり、といっていいほど、展開がほんとにお約束です。
それにあわせて…かどうかはしらないですが、主人公とヒロイン乃木坂春香との関係がほんとうにスロースペースで進行していきます。
お約束であり、スローペースな関係前進が、この作品独特のいい雰囲気を作っていると思います。
お約束展開ばかりだと、ふつーはつまらない作品になるかと思いますが…、なんていうかこの作品使い方が上手いんですよね、
だから個人的に好きなシリーズです。
この巻でもそんな感じでしたね…。
以下ネタバレ感想
今回は前々から進行してきた、アイドル関係の話の終結でしたね。
正直、今回、まさかアイドルになるのか、と不安だったのですが、そんなこともなくよかったです。
しかしそれにしても椎菜がだんだん目立つようになってきたなぁ、と思います。
しかも、ヒロインと主人公が仲良くなるスピードより早く二人の関係が進んでいるような。…狙っているんでしょうけどね(苦笑
今巻の最後、なぜか椎菜が同じ家に泊まることになって…、いったい次巻、どうなるのか期待します。
ヒロインが同じ家に泊まったときはほんと、何もなかったからなぁ(遠い目
ところで姫宮みらんは再登場するのだろうか。またなんか再登場してほしいキャラです。