Shi-no -シノ- 過去からの招待状感想

 まぁそんなわけで、この本もあとがきから読んだわけですが。次で完結…ですか、ショックです。
 根拠もなく、15巻くらいは続くのではないか、と思っていたんですけどね。


 いままでの事件が伏線だったんだな、とわかる仕様がほんとに見事でした。
 しかし、本当に今巻のおわりは最高の「ひき」でした。続きが本当に気になります。
 次巻最終巻、有終の美を飾れるように期待します。
 以下ネタバレ感想


 4巻でなぜ、支倉志乃と、「僕」が公安に名前を覚えられていたのか。6巻の支倉志乃が唯一解決しなかった事件ですが、その事件そのものの使い方(P184あたりで本当にいい感じに雰囲気を作っていると思います)、8巻の詩葉と「僕」にあったことを想起させた上での志乃ちゃんとの出会いのシーンの雰囲気作り、また、8巻で放火した「僕」の行動をうまくストーリーに絡めたこと。
 ほんとにこれらがうまい具合に組み合わさって、非常にいい感じでした。最終巻どうなるのか楽しみです。


以下こまごまと。
・P24の志乃ちゃんがかわいすぎますw
・P25からの真白ちゃんがなかなかいい味を出しています。彼女には志乃ちゃんと違ってちゃんと友達がいるだろうな、と思っていましたが、こうして実際にみるといいですね。あとこういうときに真白ちゃんは志乃ちゃんを見かけたのですね
・P48 新キャラきたなぁ、今巻では出番が少なかったけど、次巻でどう動く?
・P127 違いますよ、志乃ちゃんはクーデレキャラです(何
・P148 山田太郎なる人物がでてきましたが、高柳さんが4巻で「僕」の名前をいうとき、山田太郎という名前を口走った、つまり、彼こそshi-noシリーズで、真の黒幕だったんだよ!な、なんだっ(ry
・P170 会えるような気がしたのは殺人犯に、でしょうね。
・P199 物語の後半でも言っていますが、このとき「僕」はほんとにいい表情をしていたんだと思います。それにしても赤面するキララがかわいい。
・P205 「僕」のミスとはいったい?キララ先輩と話をしたこと?なんか違うような。
・P212 拭き拭きプレイとかw真白ちゃん自重してくださいw