第1回感想

タグとか久しぶりにつくってみる。
[http://monomino-oka.niu.ne.jp/10th/:title=]
春日さんのところでいろいろな方の感想のリンクがはられていますので興味があればどうぞ。
http://d.hatena.ne.jp/garakuta4000/20090930#p1
何か私のところにいろいろ書かれていますが、お気になさらずに。
とりあえず1回の更新で3つくらい更新していけたらいいなぁ、と思っています。
ちなみに始めから順番によんでまいめりーけろぴーまでは読了済な状態です。
それでは感想行きます。

・クイズ・ミシオネア!
はじまり方で思わず吹き出してしまったのですが、まさかこういう着地点に行くとは思いませんでした。
とらのあなでのサンプルページをみたときからとんでもないギャグ作品だろうなぁ、と思っていたのですが、まさかこういう展開だとは。
構成が非常にうまいと思います。
ヒロインを一人しか選べず、選ばれなかったものは不幸になるというKanonの物語の一種の残酷性みたいなものをうまく描いてくれたなぁ、と思います。


・家族 〜弱虫お姉ちゃんの歌〜
真琴が大人っぽくて、名雪が子供っぽいなぁと思いました。
いや、始めの名雪はやさぐれているのですが、そういう意味ではなく。
この差がどこからきたのかその辺についてもうちょっと書いてほしかったかな、と。
ストーリー自体はまっすぐで好きなのですが、それだけに気になりました。


・ひとりぼっちの雪うさぎ
はじめのほのぼのとした展開から一気にシリアスな展開に持っていく時の手法が素晴らしいですね。
さっきもかきましたが、Kanonという物語は選ばれなかったヒロインは不幸になります。それを了承している読者に対し、栞は死んでしまったのではないか、という風に意識をもっていかせてのこういう展開が見事としかいいようがないです。
そしてそのことを喜ばない、栞がなんともよかったです。



感想を書いたあと、春日さんの感想を読んで脱帽したり。
まさかこんなしかけとは。